歯科用語辞典
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ハイドロキシアパタイト
ハイドロキシアパタイトとは、歯・骨を構成している歯の主な構成成分でカルシウム(Ca)とリン(P)からなる結晶体のこと。結晶が安定して大きいほど硬く、う蝕などに対して抵抗性が強い。
ハイドロキシアパタイトの組成Ca10(PO4)6(OH)2となり、結晶表面に位置しているアルカリ基(OH-)がフッ素(F)と置換した「フルオロアパタイト Ca10(PO4)6F2」は、ハイドロキシアパタイトより結晶性が高く、う蝕にも抵抗性が高い。
ハイドロキシアパタイトは歯と同様の硬さであるので、ハイドロキシアパタイトが含まれている歯磨き粉は、歯磨きをする時に歯の表面を傷つける危険性が低く、歯に優しい歯磨き粉である。