時期ごとのむし歯予防
歯も日々成長しています
お子さんの歯は日々成長し変化しています。
その時期ごとのケアをしっかりしてあげるだけで、むし歯になる可能性は大きく変わります。
始まりはお母さんから
歯の元となる歯胚(しはい)は妊娠7週目頃から作られます。お子さんの歯を健康にするためにはまずお母さんから!
食事の栄養バランスをしっかり考えて、自分とお腹の中の赤ちゃんに沢山の愛情と栄養をあげましょう。
妊娠中に気をつけてほしいいこと
妊娠中はホルモンバランスの崩れからむし歯や妊娠性歯肉炎になりやすくなります。歯周病の細菌が血液を通り体を巡ると早産や低体重児出産の原因にもなります。安定期になったら健診を受けることをお勧めします。
乳幼児期のむし歯予防
3歳前後で乳歯は生えそろいます。そして5~6歳までが1番むし歯になりやすい時期です。歯が生え始めたら乳歯が生えそろうまで、お母さんが歯磨きをしてあげましょう。乳歯が生えそろった時期からは子供さんに歯磨きを教え、お母さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。
学童期のむし歯予防
乳歯から永久歯に生え変わる時期です。特にこの時期に生えてくる6歳臼歯に気をつけてください。
6歳臼歯は6歳前後に生えてくる最初の永久歯です。
6歳臼歯がむし歯になってしまうと次に生えてくる永久歯に悪い影響を与えてしまいます。定期的な健診で子供さんの歯を守りましょう。