保険適用　歯科用CTレントゲン

CTとはComputed Tomographyの略で、コンピューターによる断層撮影が可能な機能を持つレントゲンのことを言います。
従来のレントゲンは一方向からX線を放射し撮影するものでしたが、CTレントゲンはX線を放射しながら顔の周りを一周することで立体的で正確な撮影・診断が可能になりました。

ごく最近にCTレントゲンの撮影は保険診療でも可能になり、患者さまへのより正確な治療においてCTレントゲンでの撮影は大きく貢献してくれます。
例えば親知らずなどの人によって生え方が大きく変わるものであったり、そこに神経の位置がどのようにあるかなど（患者さまによって歯の位置に近い方、離れている方がいる）、治療において非常にデリケートな部分も明確に把握できるので安全で安心がこれまで以上に担保されるようになりました。

西小岩歯科クリニックが2022年に導入したCTレントゲンは、一般的な歯科医院のCTと比べて大きいと思います。
このCTの特徴は何よりも、
・大きく、鮮明に撮影できる
・撮影時間が早い
ということです。

こちらが撮影をした写真の1例です。
ですが、これを見ても一般の方は分からないと思います。CTの良いところは、断面図だけでなく、パソコン上で見たい部分をマウスでクルクルと回して360度見れるところにあります。
・神経の位置
・骨の形
・歯の根の形
・骨密度
などが正確に分かり、治療にも活かせます。

・顎の痛み
・開口障害(お口が開かない)
・関節雑音（音が鳴る）
は顎関節症の症状です。

顎関節症の治療を行う歯科医師の先生は非常に少ないです。
当院、西小岩歯科クリニックの院長遠藤はこの顎関節症治療を長く研究し、多くの患者さんに寄り添って治療を行ってきました。

画像をご覧ください。
CTレントゲンで撮影した、顎の状態が正しくある方と、顎関節症の患者さん（あくまで１つの症例です）は、まったく形状が異なってしまっています。
患者さんの顎の状態は千差万別ですが、このように見て頂いて分かるというのも大切なことです。
※CTレントゲン撮影は歯科医師が治療に必要であると判断された場合、保険適用での撮影が可能になりました。3割負担の方ですと一般的には4000円程度になります(他の治療費等は含まれていません）。
撮影は1度で全体の写真がすべて撮影できるのでお顔全体が撮影できるので便利です。

また、CTレントゲンは、親知らずの抜歯、複雑な歯の根っこの治療、インプラント治療にも活躍します。

※動画は音が出ます。

顎関節症の治療は歯科医師によって大きく変わることが多い事も特徴の1つです。
歯は抜いたり、削ってしまうと元には戻りません。ですので、なるべく抜かない対処療法や日々の顎や歯の使い方、噛む癖を治す意識的な改善で快方に向かわせるという方法もあります。
西小岩歯科クリニックでは、患者さん1人ひとりにしっかりと向き合い、分かりやすい説明、CTレントゲンや歯科医師による確かな情報収集と知識、技術をもって治療に当たりたいと考えております。
顎の痛み、顎関節症でお困りの方は是非一度、西小岩歯科クリニックまでご予約にてご来院下さい。
※写真は撮影の為、マスクを外して撮影しております。

※動画は音が出ます。